虚空の旅人
8月 3rd, 2008
上橋菜保子の守人シリーズ第4弾。このシリーズを読み始めたのはアニメの「精霊の守人」を見てからだ。
アニメの出来も素晴らしかったが、それ以上に小説も面白い。日本人の書いたファンタジーでありながら、水戸黄門や大魔神の様な時代劇ではなく、西洋風の剣と魔法でもない、オリジナルの世界を描いており、それでいてなお、出自が日本である「雅」を感じさせる。
構築された舞台設定の中で活躍する人物達も魅力的で、ストーリーの娯楽性にも富んでいるのだから文句が無い。強いて物足りない点を挙げるなら、善人しかでてこない所か。敵対するのが「事情が合って襲ってくる人」か「小心なので良いことができない人」ばかりで、魅力的な『悪人』が登場しない感がある。とはいえ、それも一つの世界の解釈だし、あからさまな悪役のいないことが、絵空事に短絡しない理由なのだろう。
ただし、本作には関係ないが、小谷真理の解説はちょっと頂けない。フェミニズム視点で語るのが芸風なので仕方ないのだろうが、その文脈だけで分析してしまってはもったいないと思う。フェミ視点で解説するのに、なぜ「ゲド戦記」のル=グインと比較しないのか?第2作目で地下迷路を徘徊するというオマージュまで見せているのになあ。
近況報告/「膚の下(文庫版)」
8月 2nd, 2008近況報告。8月はしばらくFlash仕事に従事する予定。xmlを読み込んだりします。その習作をTOPページにこっそり貼付けてあります。
あとイラストを何点か追加しました。ちょっと夏向け。

あんまり読書をしてませんが、先月読んだ中では神林長平の「膚の下(文庫版)」がやっぱり名作。単行本でも読んだけれど、処分してしまっていたので文庫を買ったが、かなり加筆しているらしい。どこだろう?
この作品は神林の『火星三部作』のラストなのだけど、一作目の「あなたの魂に安らぎあれ」がドラマ化・映画化される際には、主人公は是非とも小日向文世でお願いしたい、というのが、私のかつてからの願いだ。『あしたの、喜多善男』で勇気を見せた関テレが頑張ってくれない物だろうか?
森博嗣の「スカイ・クロラ」が押井守監督で映画化されるくらいだから、ありえない話では無いと思う。ハリウッドでやるならケビン・スペイシーの主役でお願いしたい。
坂の上のクミョ
7月 23rd, 2008「坂の上のクミョ」
陸軍と海軍でそれぞれ活躍する魚の兄弟のお話。
KSK-softのイラスト
6月 29th, 2008リンク: http://www.ksk-soft.com/draw/index.html
約10年前から描いていて、サイトを閉鎖中には非公開だったイラストを発掘して公開しました。
近日中にちゃんと分類し直しますが、カテゴリとしては以下の様な感じです
- ネタイラスト
- 似顔絵
- 食べ物とか
- お仕事系(ケーキとか)
- その他(習作として)
どんどんコンテンツを揃える予定ですが、blogのcssがテンプレートのままで未着手なのが、今、一番気になっています。
いんちきビシソワーズの冷製パスタ
6月 30th, 2005
冷凍コロッケを使う簡単いんちきレシピ。ネタバレしなければ感動モノ。
20世紀ならともかく、2005年現在「冷製パスタ」の神通力はやや疑問だが、「ビシソワーズ」との連携技ならばまだまだ『冷製マジック』は通じると思う。